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エンプロイーエクスペリエンスとは

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日本においても働き方が大きく変化し、人材の流動性が高まっている昨今において、エンプロイーエクペリエンス(Employee Experience/EX)が重視されてきています。

これは、企業が従業員を定着させ、その事業成長を目指すためには必要不可欠なものとされています。

今回は、「聞いたことはあるけど何だか良くわかっていない」という方のために、エンプロイーエクスペリエンスについてのポイントを端的にご説明します。

エンプロイーエクスペリエンスとは

エンプロイーエクスペリエンス(Employee Experience)を直訳すれば文字通り、「従業員の経験」という意味です。

しかし、そこに包含されるものは多岐に渡ります。例えば従業員の仕事に対する満足度やその経験、個別のスキルも該当しますし、健康状態やその他組織における業務に直結しない部分も含めて、会社内で従業員が経験すること全てを含んでいます。

この考え方は、後述しますが同じく体験や経験に関する考え方である、ユーザーエクスペリエンス(User Experience)やカスタマーエクスペリエンス(Customer Experience)というようなマーケティングの概念を人事領域に適用させたものだと言われています。

そして、このエンプロイーエクスペリエンスを向上させることが今後の企業活動において重要だとされています。

エンプロイーエクスペリエンスの歴史

世界的に見ても、エンプロイーエクスペリエンスが多くの注目を集め始めたのはここ数年間のことだと言われています。

そのはじまりについて、2019 デロイト グローバル・ヒューマン・キャピタル・トレンドによれば、「エンプロイー・エクスペリエンスの概念と用語は、カスタマー・エクスペリエンスとの対比で生み出されました。

ある旅行サービス会社のHRリーダーが、ゲストやホストのエクスペリエンスを研究するためにデザイン・シンキング手法を用いた際に、同じ手法が社内の全ての活動に適用できることに気付きました。」とあります。

そしてその考え方は様々な企業に影響を与えています。例えば「Airbnb」という会社では、人事系の部門の名称を「エンプロイーエクスペリエンス」と呼んでいます。

また、CEEO(チーフ・エンプロイー・エクスペリエンス・オフィサー)という専門の役職を設置している企業もあります。

エンプロイーエクスペリエンスが注目されている背景

エンプロイーエクスペリエンスはこれまで主にアメリカの企業で注目されてきました。

しかし、冒頭で申し上げた通り、国内の労働環境は急速に変化しています。終身雇用や年功序列のような日本独自の労働体系は終焉を迎えつつあります。

人材の流動性が高まる中で、日本企業としても、その中でいかに優秀な人材を繋ぎ止めるか、そして新たに獲得するか、という点が重要になってきます。

その上で重要となるのがエンプロイーエクスペリエンスです。給与や勤務体系といったこれまで重視されてきた労働条件に加え、仕事に対する満足度やその経験、そして本人の健康状態のような業務に直結しない部分を含めた従業員の経験を如何に向上させ、それを示せるか否かが優秀な人材を獲得するために重要なポイントとなっていくと言えます。

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